サーバとPCの価格差はなぜあるのか?
最近では、個人で使用するようなPCも高性能化し、サーバーとして
使用できる能力を備えているように思われます。
しかしながら、依然としてサーバー用途のコンピュータは販売されて
います。その違いはどこから来るのでしょうか。
CPUやメモリについては、個人用途でもハイスペックのものを選択
した場合は、差異はありません。
グラフィックに関しては、サーバーはもともと高解像度の表示や
3D表示をする必要が少ないので、むしろ高性能PCより劣ります。
サーバーは連続稼働することが前提ですので、各種部品は信頼性の
高いものを使用し、特に電源系統の強化や冷却機能の強化が
図られています。
他、ハードディスクの冗長化、アクセススピードの速いものを
使用するなど、多数のアクセスを前提としている点で個人PCとは
異なります。
メーカーによっては、サーバーのハードウェア自己診断を実施し、
異常があれば通知する仕組みや、ネットワークがつながっていれば
OSが起動しなくてもハードウェアを操作できるような仕組みが
備わっている場合もあります。
メーカーの保守も、24*365が適用できるのが普通です。
OSに関しては、個人用途のOSではなく、サーバー用途のOSを
使用し、信頼性や可用性を向上させています。
バグフィックスやセキュリティ対策など、OSベンダーが情報や
パッチを提供するため、個人用途OSよりも高価でサポート費用が
ほぼ必須となります。
性能的には拮抗するか、場合によってはPCの方が高性能な場合が
ありますが、販売価格に差が出てくるのは当然なのかもしれません。
勿論、自己責任でPCをサーバーとして使用することも可能ですが、
障害対応を考慮すると、安心できる方がよいですね。